3歳の男の子のママで、現在妊娠34週のmayuです
「出産は絶対夫に立ち会ってもらいたい」
「初めての出産を一人で過ごすのは心細い」
そう思っている妊婦さんは、多いのではないでしょうか。
実際に、60％近くの方は立ち会い出産をしているというデータもあるようです。
私自身も、長男を出産する前は「立ち合い出産以外は考えられない！」と考えていました。
ですが…これを書いている2021年1月14日は、コロナの影響で一部の地域に緊急事態宣言が出されています。
そのため、「立ち会い出産」「面会」「荷物(洗濯物)の受け渡し」などが禁止されてしまった病院も多いです。関東在住の私が通っている病院も、もれなく全てNGになっています。
また、コロナとは関係なくても、旦那さんの仕事の都合がつきそうになかったり、病院が普段から立ち会い出産を許可していなかったりと、いろいろな理由でどうしても立ち会い出産を諦めるしかない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
なので今回は、あえて「立ち会い出産をしなくて良かったなと思う事」を、実際に出産したママさんたちにも聞いてまとめてみました。
これを読んで、「1人で出産に耐えられるだろうか…」という不安な気持ちが、少しでも「ひとりで出産頑張るぞ！」というプラスの方向に和らいでいただけたら嬉しいです。
立ち会い出産しないメリット【ママ達の体験談】
実は私自身も、長男出産時に立ち会い出産しませんでした。
「しなかった」というよりは「夫の到着が間に合わなかった」といった方が正確です。
なので今回の出産は絶対に立ち会い出産したかったし、そのために夫と上の子どちらも付き添える病院を選んだくらいなのですが…。
そんなときに訪れたこんな非常事態。
でも「立ち会えずにひとりで産んだ」という経験と記憶があるからこそ、今回の「立ち会い出産禁止」に対しても、「まあ…しょうがないかな！」と気持ちをすぐ切り替えられたのだと思います。
ということで、実際に私以外のママさんたちに聞いて「そうそう！その通り！」と思った、”おひとり様出産”のメリットを、3つご紹介します。
- 出産に集中できる
- 気兼ねなく叫んだり、独り言が言える
- 見せたくない姿を夫に見せずにすむ
それでは、ひとつずつ書いていきますね。
1人だからこそ、出産に集中できる
ママさんにいただいた意見で圧倒的に多かったのが「出産に集中できる」ということです。
確かに1人で陣痛に耐えている間、結果的にただただそこだけに集中することになるので、安定した呼吸法を保てていた記憶があります。
そして、おなかの長男に話しかけることで「ずっとお腹の中で守ってきた赤ちゃんと、2人きりでお産を乗り越えてる感」があり、お産のやる気(アドレナリン？)も出ていました。
また、一度立ち会ってもらったママさん達の何人かには…
という意見もいただきました。
普段いくら仲がいい夫婦と言えど、出産は自分の人格が吹っ飛ぶレベルで大変なので、イラッとくるのも理解できます。(笑)
ちなみに私も口が悪めなので、夫がいたら罵詈雑言の嵐で、陣痛室の外の人や入院している人にドン引きされていたことでしょう…。
気兼ねなく好きなことを叫んだり、本音が言える
立ち会い出産しない場合、そこにいるのは助産師さんだけ。
助産師さんは毎日毎日お産を見ていて慣れているので、妊婦のちょっとした弱音や叫びなんて、気にも止めない素振りをしてくれます。(特にベテランさん。)
実際に私も1人で陣痛に耐えている間、助産師さんをナースコールで呼びつけては
「う○ちがでそうです！」
「もう我慢できないです！」
と言ってしまったことも…。(夫の前でそんなこと絶対に言えないタイプ)
助産師さんは普通に「それはう○ちじゃなくて、赤ちゃんだよ～」とさらっとスルーしてくれてました。ありがとう、助産師さん。
見せたくない姿を夫に見せずにすむ
出産は想像以上に壮絶なものなので、中にはトラウマを抱えてしまう旦那様もいるとか。
私が長男を産んだときは、直後に夫が現れて産後の現場を見たのですが、
「あの時の血の海と、臭いが忘れられないよ…」
と、出産の思い出を語るたびに言われます。また、
- 嘔吐しながらの出産だったから、見られなくて良かった
- 一度立ち会いしたけど、目隠しの足元の布を忘れられたから、いろいろと丸見えになってしまった
- う○ちが一緒に出てしまう可能性を考えて、立ち会いを諦めた
とおっしゃるママさんもいました。
まとめ:おひとり様出産を楽しみましょう！
ここまで読んでくださってありがとうございました！
今回は、あえて「立ち会い出産をしなくて良かったなと思う事」やメリットをまとめてみました。
- 出産に集中できる
- 気兼ねなく叫んだり、独り言が言える
- 見せたくない姿を夫に見せずにすむ
もちろん、立ち会い出産することのメリットも、たくさんたくさんあります。
なので、立ち会い出産する組・した組のママさんからしたら「いい事もたくさんあるよ！」と言われてしまうかもしれません。
いや、本当そのとおりで…実際に私も、もしまた機会があるのなら立ち会い出産したいくらいです。
ですが今の状況は、どうあがいても立ち会い出産を諦めなきゃいけない状況…。
悪あがきかもしれないけど、ここまで来たら開き直って考え方を変えて、おひとり様出産を楽しみにしていこうと思っています(*´Д｀)
また、「家族の立ち会いはダメなのに、学生さんの立ち会いを打診された…」というママさんに向けて、こんな記事も書いています▼
学生さんの立ち会い出産(見学)のリアルな感想。断ってもいいものなの？
