3歳と0歳の男の子のママのmayuです
前回の記事で、計画無痛分娩での次男くんの出産レポートをまとめました。
吸引分娩をして異常分娩扱いになったり、臍の緒が一周巻き付いていたり、回旋異常で上を向いて産まれたりと、トラブルが何個かあったので安産だったとは言いえないかも知れませんが、私的にはとても素敵な思い出となったお産でした。
今回、計画無痛分娩の出産レポートはSNSにもあげていたので、同時に質問も募集させていただいたのですが、特に多かったのが
「自然分娩と比べて、いきみ辛いですか?」
「自然分娩と比べて、体力の回復や後陣痛の辛さはどうでしたか?」
などといった、「自然分娩と無痛分娩の違い」についてでした。
なので今回は、長男を自然分娩・次男を計画無痛分娩で産んだ私が、いただいた質問をもとに、その2つの違いについて感じたことをまとめていきます。
これから出産をする方、そして無痛分娩(計画無痛分娩)にするか、それとも自然分娩で産むか悩んでいる方の、お役に少しでも立てたら嬉しいです。
【計画無痛分娩と自然分娩】2つを比べるその前に…
今回、自然分娩と計画無痛分娩を比べていろいろ書いていくわけですが、考え方や感想にはかなり私自身の主観がはいります。
ちなみに私は…
- 痛みの耐性レベルは多分一般レベル(平均的)
- わりとポジティブ思考
- 自然分娩も素敵だと思うけど、どちらかというと無痛分娩推し
という人間です。よろしくお願いします(*´Д`)
【計画無痛分娩と自然分娩】妊娠中や出産前の気持ちについて
まずはじめに、妊娠中や出産前の気持ちや、周りの反応についての違いです。
計画無痛分娩をすることで、周りにとやかく言われなかったか
「無痛分娩は自然分娩に比べて危ない!自然分娩で産むべきだ!」と親御さんや旦那さん、お友達に無痛分娩で産むことを止められたり否定されたりすることがあるようです。よく無痛分娩をした方の体験談でも見かけます。
幸い私の周りではいなかったのですが、そう言ってくる人たちも自分のことを心配してくれているということなので、ありがたいことかもしれませんね。
もし相手が自分の親や夫だったりと身近な人だった場合は、一緒に出産予定の病院にいって、無痛分娩の麻酔の流れやリスクなどのお話をお医者さんから聞いてもいいかもしれません。
自然分娩と比べて、無痛分娩で「怖いな…」と思うことはなかったか
背中に管を通すのが怖かった
自然分娩と比べて、計画無痛分娩が「怖いな…」と思ったことは、一番は「背中に麻酔用の管を通すこと」でした。
今まで背中に注射さえしたことなかったので、どんな痛みなのだろうとハラハラしていましたが…実際は管を通す前に痛み止めの注射をしてもらえたので、痛みはなかったです。
痛み止めの注射自体も「採血レベル」の痛みなので、私からすると自然分娩の陣痛の方が恐いですね…。
分娩予定日までに陣痛が来ないか不安だった
私は無痛分娩は無痛分娩でも「計画無痛分娩」という、あらかじめ分娩日を決めて促進剤で陣痛を起こす出産方法だったので、分娩予定日までに陣痛が来ないか不安でした。
なぜなら私が通う病院の場合、予定日以外に無痛で出産すると数万円単位の追加料金がかかるからです。
ただでさえ無痛分娩ということでプラスで10万円かかっているので、「頼むから予定日まで待ってくれ…」とお腹の次男君にお願いしていました。(笑)
自然分娩なら、赤ちゃんやママの体に何かない限りは赤ちゃんのペースに合わせて陣痛を待つのが基本なので、この不安は無かったかなと思います。
【計画無痛分娩と自然分娩】それぞれのメリットとデメリット
出産はどんな方法でも素晴らしいものだと思っていますが、「あえてあげるとすれば」…ということで書いていきます。
私が思う自然分娩のメリットとデメリット
まずは長男を産んだ自然分娩での、良かった点と悪かった点です。
自然分娩のメリット
- 赤ちゃん(長男)のペースで陣痛を待ち、出産日が決められた
- あの時の陣痛の苦しみや痛みを思い出せば、ちょっとやそっとの日常の痛みは我慢できる
自然分娩のデメリット
- とにかく痛くて痛くてたまらないので、もう経験したくない
- 分娩日は赤ちゃん次第なので、夫の休みが合わせ辛い
- 助産師さんに「いきまないで!」と言われても、痛すぎてこっそりいきんでしまってたので、私の場合は自分本位な出産になっていたなと思う
私が思う計画無痛分娩の良かった点・悪かった点
次は、計画無痛分娩の良かった点と悪かった点です。
計画無痛分娩のメリット
- 陣痛〜出産までの痛みがほぼ無かった
- 痛みがない分冷静に出産に挑めたので、赤ちゃんに合わせて呼吸したりいきんだりできた(赤ちゃんと一体感のある出産が出来た)
- 陣痛中も、寝たりスマホいじったりと体力回復しつつ過ごせた
計画無痛分娩のデメリット
- 費用がかかる(平均10万前後)
【計画無痛分娩と自然分娩】出産中の状況について
続いては「出産中の状況」について、自然分娩と計画無痛分娩で感じた違いです。
「いきみ」について
「無痛分娩だと、麻酔がかかる分いきみ辛いんじゃ…」と、たくさん心配するお声をいただきましたが、私は全くそんなことはなかったです
私の病院の場合、麻酔科医さんがいきみやすい程度に麻酔の量を調整してくれていたのもあるかもしれません。
普通分娩・無痛分娩共に、出産中は助産師さんがいきむタイミングを指示してくれるので、下腹部とお股に出せる全部の力を込めるのみでした。
分娩にかかった時間について
分娩にかかった時間ですが、計画無痛分娩では促進剤を使った陣痛に5時間ほど、いざ出産!となってからは30分ほどかかりました。
長男の時の陣痛が何時間かかったかは正確には覚えていないのですが、深夜に痛み出して早朝には病院に向かい、8:30には出産したので、計画無痛分娩より少しだけ長いかな?という感じです。
会陰切開について
私の場合、自然分娩・計画無痛分娩どちらも会陰切開しました。
そしてどちらも麻酔は効いた状態で縫合して貰えたので、施術中の痛みはなかったです。
リスクについて
リスクについてですが、無痛分娩だと自然分娩より「吸引分娩」や「鉗子分娩」の確率が上がると病院で教えてもらいました。
実際に私も、最終的には吸引分娩での出産です。
その他のリスクについてですが、医学的なことを間違って書くと怒られちゃうかもしれないので、出産する病院に直接お聞きくださいませ。(土下座)
【計画無痛分娩と自然分娩】産後の状態について
最後に、「産後の状態について」の自然分娩と計画無痛分娩の違いです。
後陣痛について
計画無痛分娩だと、産後も2〜3時間は麻酔が効いたままなので、その間の後陣痛は全く感じませんでした。
麻酔が切れた後も痛み止めの飲み薬をいただけるので、苦しむこともなかったです。
ただ、長男の自然分娩の時もそんなに痛むことも無かったので、体質的なものもあるかもしれません。
産後の体力の回復について
産後の体力の回復も、そう2つの違いは感じませんでしたが、メンタル的な疲労感は圧倒的に自然分娩の方が長引きました。
無痛分娩は「充実したいいお産だった!また産みたい!」というメンタル、自然分娩は「やり切った!もうこんな痛みは嫌だ!でもとにかく、私偉い!」というメンタルです。(笑)
ただ、感覚ない中で思ってる以上に力込めるからでしょうか?筋肉痛は無痛分娩の方がきつかったです。
赤ちゃんへの愛情について
愛情に関しては、計画無痛分娩・自然分娩どちらも同じくらい、赤ちゃんは愛しいし可愛いです!
痛みがあるから・ないからとかは全く関係ないなと実感しました。
まとめ:どんな出産方法も素晴らしい!
ここまで読んでくださってありがとうございました!
今回は、計画無痛分娩と自然分娩の経験をもとに、いただいた質問&答えをまとめてみました。
無痛分娩、自然分娩、帝王切開…などなど、いろんな出産方法がありますが、どんな方法でも子供は可愛いし、思い出に残るものですよね。
これから出産される方が安産になりますよう、心からお祈りしています。
今日も良い一日になりますように