ということで今回は、「離乳食グッズは、本当に使う必要最低限のものでいい!」「出来れば普段のご飯作りとか、長く使えるものが良いな」という派の方向けに、離乳食開始に向けて準備する調理グッズをまとめていきます!
どれも実際に、過去の長男・現在の次男…と使ってきた(&乗り切った)アイテムたちなので、1つの例として、お役に立てると嬉しいです。
- 離乳食に向けて準備するものが分からない方
- 何を使えば、楽に調理できるか知りたい方
また、離乳食準備に関する総まとめの記事もありますので、良かったら読んでみてくださいね
【必要最低限な離乳食調理グッズ】離乳食が始まる前に準備しておきたいもの
まずは、離乳食初期が始まる前に、準備しておきたいものたちです。
豆皿、ココット
100円ショップでも購入できる、小さなお皿です。
離乳食初期は1種類の食材が小さじ1〜6ずつととても少量で、ドロッとしたペースト状なので、豆皿(ココット)がとても役立ちます。
食べる際に1種類ずつ分けて温められるように、レンジ対応していて深めのものがおすすめです。
離乳食が進むにつれ、野菜やタンパク質の量や種類が増えていくので、4〜5個あると助かりますよ。
- おちょこ
- 刺身醤油皿(深めのもの)
食べさせる用のスプーン
赤ちゃんが食べやすいように、専用の離乳食スプーンを用意します。
離乳食スプーンは、シリコン製、プラスチック製、木製などなど、いろんな素材で作られていますが、私が使っているのはステンレス製の「ののじスプーン」です。
なぜ、ステンレス製にしたのかというと…長男の時に使っていたシリコン製やプラスチック製は、にんじんなどの食材の色がスプーンに着色してしまったり、歯が生えてきたときにガジガジされて、歯型がついてしまうことがあるんです。
その辺、ステンレスは着色も歯型の心配もありません。
また、実際ののじスプーンを使ってみた結果、食べさせやすさに感動しています。
スプーンの形状が計算し尽くされているからか、離乳食始めたての次男の口にまっすぐいれるだけで、ちゃんと自分の上唇でおかゆや野菜を上手に掬い取ってくれました。
「ののじスプーンにしたら離乳食の食べが良くなった!」というママさんも多く、とてもおすすめの離乳食スプーンです。
お食事エプロン
離乳食中の赤ちゃんの胸元につける、お食事用のスタイ(エプロン)です。
シリコンやプラスチック、布でできてるものが多く、柔らかさや質感も様々なので、出来れば実際に手に取ったり、口コミをよく見て選んでみて下さいね。
- ハンドタオルとクリップ
ブレンダー
私の中で1番役に立ったと思える離乳食の調理用具が、ブレンダーです。
離乳食初期は食材を細かく細かくペースト状にしなければいけませんが、離乳食本でよく見かける「すりこぎ&すり鉢」では、量によっては途方もない時間がかかってしまいます。
その辺ブレンダーなら、ヴィーンの30秒です。なんなら濾し器も使ったことありません。(ただ、小さじ1とか少量作ることには向いていません。)
もし家に無くて、この機会に新しく買うことにとしても、ポタージュやスムージー、おしゃれにパテなんか作ってみたりもできるので、お料理の幅がぐっと広がりますよ。
- ミキサー
- すり鉢&すりこぎ&濾し器
(大変だけど)
食べさせる場所(膝上、ハイローラックなど)
離乳食をどこで食べさせるかによって、事前に準備が必要です。
以前ママさんたちにとったアンケートで、離乳食初期は
- 膝の上
- ハイローラック
- ローチェア
- バンボ
で、食べさせるママさんが多かったです。
腰が座って、1人でお座りが安定してからは、足裏がちゃんとつく椅子を使った方がいいというので、それも考慮しつつ一時的な食事場所を作りましょう。
コップやストローマグ
離乳食と同時に、コップ飲みやストロー飲みの練習をする場合は準備しておきます。
私は離乳食開始と共に、リッチェルのストローマグを使ってストローのみの練習を始めたのですが、長男・次男共に2人ともあっという間に吸えるようになりました。
ストロー飲みできるようになるとチャイルドシートなど出先で水分補給するときも助かりますよね。
でも逆に、ストロー練習は後回しにして、最初からコップ飲みの練習をするママさんもいます。どんな時に水分を取らせることが多いか考えて、どっちから練習を始めるか決めると良いかもしれません。
フリージング容器
作った離乳食を、冷凍庫にストックする際に使います。
私は長男の時、15ml/25mlサイズの小分け容器と、小さなジップロックコンテナを使っていましたが、最後まで事足りましたよ。
- 製氷皿
小鍋、包丁、まな板、スポンジなどの調理用具
包丁やまな板など、離乳食をつくるためのキッチンのアイテムは、全て大人用と兼用しています。
「生肉・魚と野菜を別々にしたり、こまめに普段通り洗浄・消毒さえしていれば、離乳食は加熱するものなのでそこまで心配いらないよ」…と、保健師さんに教えてもらいました。
ただ、すり鉢を使う場合は、隙間に入ったものがどうしても落ちにくいので、100均などで別に離乳食用を購入した方がいいそうですよ。
哺乳瓶消毒容器
離乳食用の豆皿(ココット)や、マグを消毒します。
私が使用しているのは電子レンジで除菌できるタイプで、哺乳瓶の消毒にも使っているものです。
ただ、「いつまで消毒するか?」は人それぞれな部分もあるので…哺乳瓶を消毒しない時期になったら、お皿などももう消毒しなくていいかなとは思います。
【必要最低限な離乳食調理グッズ】離乳食中期以降に順次準備したいもの
離乳食完了期に向けて、どんどん離乳食の形状が大きく、粗目になっていきます。
それに合わせて、順次アイテムを追加して行きましょう。
ご飯を食べる用の椅子(足裏がつくもの)
ご飯を食べる用の椅子は、足の裏が床や底板につくものを選ぶのをおすすめします
【離乳食準備の総まとめ】にも書きましたが、食事中は「足裏」が地面についていることが重要なんです。
イスに座って食べるときは、足を床につけて座るようにしましょう。特に子供の場合、足をブラブラさせて座っていると姿勢が安定せず、しっかりかむことができなくなります。
足が床に届かないときは、幼児用のイスを使用したり、イスの下に足置き台を置くのがよいでしょう。足置き台を使用しないで足をブラブラしながら食事をするのに比べると、足置き台を使用して食事をすると、かむ力が15%も増加したという報告もあります。
あごを発育させ、きれいな歯並びの子供に育てていくためには、イスに座るときは足を床につけることも大切です。
実際に、大人でも足の裏がプラプラした状態だと、物が食べ辛いですよね。
噛む力がつくことと、足の裏をしっかりつけて正しい姿勢で食事することは、消化吸収力をUPさせることにもつながります。
我が家は腰が据わってから、ベビーセットを付けたストッケを使用していますよ。
お食事プレートや食器
だんだん固形のものも食べられるようになってきたら、豆皿(ココット)から、子供用の食器やプレートに変更していきます。
長男の頃は机に張り付くタイプのお食事プレートを使っていて、これもこれでとても便利だったのですが、スプーン食べが始まると、1つ1つご飯・味噌汁・おかず…と分かれた食器のほうが食べやすそうなことに気が付きました。
今回は、子供がすくいやすいようにフチがあるものを使ってみようと思っています。
蒸し器
野菜の栄養が逃げ辛いと言われている、蒸し調理をする道具です。
みなさんの実家にも、一台はあったのではないでしょうか。(小さい頃、何か分からず頭に被って遊んでた。)
白菜や小松菜などの葉物野菜は特に蒸し調理が向いていると言われているので、手掴み食べが始まったらたまに蒸し野菜もとりいれていく予定です。
- シリコンスチーマー
ブンブンチョッパー
絶対じゃないけど、あると離乳食後期以降の調理が格段に便利になるのが、「ブンブンチョッパー」です。
私は、ブレンダーから徐々に徐々にブンブンチョッパーに移行していきました。
使い方も簡単で、大きめに切ったお野菜を茹でたり蒸したりしたあと、ブンブンにいれてブンブンするだけです。(途中から雑か。)
ブレンダー同様、新しく買うことになっても、普段の調理で大活躍してくれています。
【必要最低限な離乳食調理グッズ】お出かけ先で離乳食を食べるときの為に準備したいもの
お出かけ先で離乳食を食べる場合は、携帯用の離乳食グッズを揃えておくと安心です。
携帯用スプーン・フォーク
公園や児童館などでご飯を食べる時に使います。
お店で食べさせる場合も、離乳食を持ち込みする場合は自分で持っていったものを使うことが多かったです。
始めからケースがついているものが便利ですよ。
お弁当箱やスープジャー
離乳食を手作りして持っていく場合は、お弁当箱やスープジャーを準備します。
無印の「ポリプロピレン保存容器になるバルブ付弁当箱」は、密封できるしサイズ展開も多いのでママさん達に人気です。
また、スープジャーでおうどんや野菜たっぷりのおじやを持っていくと、わざわざ温める必要がないし、よく食べてくれるので便利でした。
お出かけ用お食事エプロン
お出かけ用のお食事エプロンは、お家用とは別に用意しておきました。
お家用のものは胸元だけ守るスタンダードなものでしたが、外では服になるべくつかないように、袖付きエプロンを使っていました。
汚れたものを持ち帰りたくないな…というママさんは、使い捨てのものも便利ですね。
離乳食用カッター
大人のものを取り分け出来るようになったら重宝するのが、「離乳食用カッター」です。
プラスチック製のものもありますが、私は断然切れ味のいいハサミタイプをおすすめします。
お出かけ用マグ
お外で母乳やミルク以外で水分補給をする際に使います。
スパウトタイプ、ストロータイプ、コップタイプと形は様々なので、お子さんの飲みやすい形状のものを選びましょう。
暑い季節は、保冷機能の付いたものが便利ですよ。
チェアベルト
最後におすすめするのが、チェアベルトです!
チェアベルトは腰がすわってから使えるアイテムで、大人用の椅子や、ベルトのないタイプの椅子が、あっという間にベルト付きキッズチェアーに早変わりです。
また、ママ自身に巻き付ければ、「膝上にいたい派」の赤ちゃんを抱っこした状態でも、両手を自由に使うことが出来ます。
まとめ:離乳食の調理グッズは必要最低限あれば大丈夫!
ここまで読んでくださって、ありがとうございました!
今回は、何事も必要最低限派さん向けの、離乳食グッズについてまとめてみました。
最初は最低限の道具でトライしてみて、後から「アレがあったら便利だよな」と追加していく方が、圧倒的に無駄がありませんよね。
これから離乳食を始めるママさん、離乳食真っ最中のママさんのお役に立てると嬉しいです。