離乳食

【離乳食準備の総まとめ】やることリストで「何からすればいいの?」を解決します!

心配な犬
心配な犬
そろそろ離乳食が始まる時期なんだけど、何から手を付けていいか分からないよ~!
まゆ
まゆ
離乳食って未知の世界ですよね。始める前の準備段階を、1から整理してみましょう!

というわけで今回は、生後5~6ヶ月から始まる一大イベント、「離乳食」の準備について、総まとめしていきます。

これを書いている現在、我が家の次男もちょうど離乳食を開始しました。

3年前に一度、長男で離乳食を経験しているので、余裕しゃくしゃくでいたのですが…なんと、離乳食の進め方や調理方法など、ほぼほぼ覚えて無かったんです!(白目)

覚えてると言えば、当時は好き嫌いなく、ピーマンでもレバーでもなんでも食べてくれたよなっていう多少美化された思い出だけ…。

そんな私のような「離乳食って何からすればいいんだっけ?」という方も分かりやすいように、1つ1つ準備のステップを解説していきます。

離乳食準備でお悩みのママさん、良かったら最後まで読んでみて下さいね。

  • はじめての離乳食で何からすればいいか分からない方
  • 離乳食をいつ始めようかお悩みの方
  • 以前一度離乳食期を経験したはずなのに、記憶喪失の方(私)
  • 最低限のアイテムで離乳食をすすめたい方

【離乳食準備リスト①】スタート時期の合図を知っておく

まずは、離乳食をいつ開始するか決めましょう。

離乳食の開始時期は生後5~6ヶ月と言われており、実際に生後5ヶ月で40.7%、生後6ヶ月で44.9%の赤ちゃんが離乳食をスタートしています。(厚生労働省の調査結果より)

すが、「その時期に入ったからすぐ始める!」というわけでなく、赤ちゃんの様子を見ることも大切です。

離乳食を始める合図(一例)
  • 首が完全にすわっている
  • 支えがあれば座っていられる
  • 口にスプーンなどを入れた時、舌で押し出すことが少なくなる
    (哺乳反射が弱くなってきている)
  • 大人の食事中に、口を動かしたりよだれが出たりと興味を示す
  • 寝返りが出来る
  • 授乳間隔や回数のペースがつかめてきている

これらの条件をクリアしているか見てみて、離乳食を始めるタイミングを決めていきましょう。

【離乳食準備リスト②】離乳食の基礎を勉強する

私は、生後4ヶ月ぐらいの時から少しずつ「離乳食の基本」を勉強しておきました。

月齢にあった離乳食の流れや量もですが、アレルギー反応の出やすい食材など命にかかわることもあるので、しっかり学んでおきたいところです。

アレルギーに関しては、こちらにもまとめています▼

【実体験】赤ちゃんの卵アレルギーが発覚。症状画像や、病院に行くタイミング

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市の離乳食教室に参加して学ぶ

市の離乳食教室に参加すると、実際の調理方法や食感などをみせてもらうことができます。(感染症予防の関係で、現在は多少やり方は変わっているかもしれません。)

開催時期や場所は、お住まいの市のホームページを見てみてくださいね。

まゆ
まゆ
でも実は…今まで私は1度も参加できていません。もしなんらかの用事があって行けない場合でも、下に書いてある方法で何とかなります。(笑)

離乳食の本で学ぶ

長男の時も今回も、離乳食の本で勉強しました。

何か一冊でいいので読んでおくと、離乳食への「不安」が格段に減ります。

離乳食本はこの世に大量に溢れていますが、特に2冊「読みやすいな、分かりやすいな」と感じました。

これを読めば、離乳食の基本は網羅できる…と言っても過言ではありません…!!

家に置いておくと、困った時にいつでもチェックできて安心です。

もし離乳食の本を図書館で借りる場合は、発行された年月の確認はするようにしましょう。(古本屋やメルカリなどで買う場合も)

あまりに発行年数が古いものだと、厚生労働省の『授乳・離乳の支援ガイド2019年改訂版』に対応していない場合があります。

まゆ
まゆ
長男の時と今とでは、卵の開始時期が違うんだよね…。

ネットのサイトを見て学ぶ

「本だけだとまだ不安だな…」という方は、ネットの情報も見てみましょう。

ただ、同じ離乳食でも、企業サイトや個人サイトによって書かれていることがちょっとずつ違うことがあります。

あまりにたくさん見ると混乱して疲れてしまうこともあるので、「私はこの進め方でいくぞ!」と基本を決めておくことは大事ですね。

【離乳食準備リスト③】離乳食の道具を揃える

離乳食の流れや基本的なことを学んだ後は、実際に道具を集めていきましょう。

まゆ
まゆ
私は「最低限のアイテムを購入して、家にあるものを使おう」派です。

離乳食開始前に揃えておくといいもの

離乳食初期は、どろっどろのポタージュ状のものを食べます。

なので最初は、「どろどろな食べ物が作りやすく、食べやすいアイテム」があれば大丈夫です。

初期に準備するもの
  • 豆皿
    (100均でも買える小さなお皿)
  • 食べさせる用のスプーン
  • スタイ
    (タオル&クリップで代用可)
  • ブレンダー
  • 食べさせる場所
    (膝上、ハイローラックなど)
  • コップやストローマグ
  • フリージング容器
    (製氷皿でも代用可)
  • 小鍋や包丁、まな板などの調理用具
  • 哺乳瓶消毒容器
    (食器やマグを消毒したい場合)
  • スポンジや洗剤

我が家はまな板や包丁、スポンジなども大人用と兼用しているので、ずぼらなりにいつも以上に消毒するようにしています。

心配な方は、離乳食専用調理セットを使うのもいいですね。

まゆ
まゆ
離乳食グッズについては、後日詳しく別記事を書きますね。

中期〜完了期に向けて揃えていくもの

離乳食完了期に向けて、どんどん離乳食の形状が大きく、粗目になっていきます。

それに合わせて、順次アイテムを追加して行きましょう。

徐々に揃えていくもの
  • 離乳食の椅子
    (足の裏が下につくもの)
  • お食事プレート
    (フチがあると、スプーンですくいやすい)
  • 蒸し器
    (レンジでも鍋用でも、あると便利)
  • ブンブンチョッパー
    (絶対じゃないけどあると便利)

掴み食べが始まると、蒸し野菜の出番がぐっと多くなるので、蒸し器があると便利です。

(いや、茹ででいいわという方はいらないかも。)

ちなみに、白菜や小松菜などの火の通りやすい葉物野菜は、蒸すのが一番栄養を逃さないと言われています。

そして私の場合、離乳食後期に向けてブレンダーの出番が徐々に減り、その代わりに大活躍したのがブンブンチョッパーです。

100均一にもありますが、私は切れ味や刃の量も考えてAmazonで購入しました

食べるときの足裏、こんなに重要だった!

離乳食の椅子の欄に「足の裏が下につくもの」と書いてありますが…食事中は「足裏」が地面についていることが重要なんです。

イスに座って食べるときは、足を床につけて座るようにしましょう。特に子供の場合、足をブラブラさせて座っていると姿勢が安定せず、しっかりかむことができなくなります。

足が床に届かないときは、幼児用のイスを使用したり、イスの下に足置き台を置くのがよいでしょう。足置き台を使用しないで足をブラブラしながら食事をするのに比べると、足置き台を使用して食事をすると、かむ力が15%も増加したという報告もあります。

あごを発育させ、きれいな歯並びの子供に育てていくためには、イスに座るときは足を床につけることも大切です。

引用|子供の歯並びと食べ方 横浜・中川駅前歯科

噛む力がつくことと、足の裏をしっかりつけて正しい姿勢で食事することは、消化吸収力をUPさせることにもつながります。

出来れば離乳食初期から下に付いていた方が良いそうですが、我が家のハイローラックだと難しいので…腰が据わってから、ベビーセットを付けたストッケを使用しています。

お出かけ用に揃えておくといいもの

お出かけするようになると、携帯用の離乳食グッズを揃えておくと安心です。

お出かけ用に揃えるもの
  • 携帯用スプーン・フォーク
    (お店にある場合も)
  • お弁当箱
    (手作りして持っていく場合)
  • パウチや瓶の離乳食
    (お外では既製品を食べる場合)
  • お外用スタイ
    (使い捨て・袖付きなど)
  • 離乳食用カッター
  • お出かけ用マグ
  • チェアベルト
    (あるととっても便利!)

子供用のスプーンやフォークだけでなく、メニューに離乳食があるようなありがたいお店もあるので、外食する前は事前にネットでチェックしています。

(逆に離乳食であっても、持ち込み禁止のお店もあるのでご注意。)

子供用の椅子などがないお店は、チェアベルトが便利です!

大人用のいすや自分の膝の上に取り付けられ、赤ちゃんを優しく括り付けることができます。

まゆ
まゆ
ご飯中に両手が空くことの素晴らしさよ…!

離乳食アイテムについては、こちらの記事にもまとめています▼

【実体験】赤ちゃんの卵アレルギーが発覚。症状画像や、病院に行くタイミング

【離乳食準備】必要最低限派の離乳食グッズリスト。コレがあれば、大丈夫! ということで今回は、「離乳食グッズは、本当に使う必要最低限のものでいい!」「出来れば普段のご飯作りとか、長く使えるものが...

【離乳食準備リスト④】スケジュールを立てて、ノートやアプリに書き込む

アプリでもノートでもいいので、スケジュールや記録を残しておきましょう!

スケジュールを立てて記録に残すメリットはこちらです。

  • 病院の休みなどを考慮しつつ、新規食材が組みやすい
  • 何をどれくらい食べさせるか、頭の整理整頓ができる
  • 2人目が産まれたら、振り返れる

離乳食の流れなどを記憶喪失並みに忘れていた私ですが、当時のことを記録したノートがあったので本当に助かりました!

デメリットがあるとすれば…手間が増えるということですね。

【離乳食準備リスト⑤】調理の仕方を学ぶ、実際に作ってみる

自分に合う離乳食の調理方法を探してみましょう!

離乳食の調理方法は、それはもういろんなやり方があります。

10倍粥ひとつとっても、

  1. 炊飯器で単体で作る
  2. 炊飯器で大人のご飯を炊くときに、容器にいれて一緒に作る
  3. 鍋で生米から作る
  4. 鍋で炊いたご飯から作る
  5. 電子レンジで作る
  6. ホットクックで作る

思いつくだけでも、これだけの種類があります。

私は、1番完成後の出来が安定していそうで、ほっといても安心な①の方法をとっています。

ですが、鍋の方がやりやすいママさんや、「せっかくホットクックを持ってるから、使いたい!」というママさんもいますよね。

自分にあった方法を探して、試しに作ってみましょう( *´艸`)

【離乳食準備リスト⑥】いざ当日!離乳食を楽しみましょう!

離乳食のことを学んで、スタートする日を決めたら、あとは赤ちゃんとの離乳食タイムをお楽しみくださいませ

楽しみつつも、アレルギー反応をしっかりチェックし、見逃さない事が最も大切です。

行きつけの小児科にすぐ駆け込める時間に、新規食材を少しずつ試していきましょう。

参考サイト 知って!食物アレルギー|株式会社 明治 – Meiji Co., Ltd.

まとめ:離乳食の準備は万端!ゆったりした気持ちで楽しみましょう♪

ここまで読んでくださって、ありがとうございました!

今回は、離乳食を始める前の準備についてのまとめでした。

  1. スタート時期の合図を知っておく
  2. 離乳食の基礎を勉強する
  3. 離乳食の道具を揃える
  4. スケジュールを立てて、ノートやアプリに書き込む
  5. 調理の仕方を学ぶ、実際に作ってみる
  6. いざ当日!離乳食を楽しみましょう!

短いようで長い離乳食生活、準備万端で挑んでも、思ったように食べてくれなかったり、調理がうまくいかないこともあると思います。

焦るとイライラしてストレスになるので、時には無になったり(笑)、市販品にも頼ったりして、共にゆったりと離乳食を楽しんでいきましょうね。

やる気の犬
やる気の犬
困った時は、保健師さんやお医者さんに相談だ!
まゆ
まゆ
味方はたくさんいるからね素敵な離乳食生活を!